え？無料じゃないの？意外と知らないテザリングの真実

最近、スマートフォンやタブレットを使って他の機器を繋ぐ「テザリング」を使っている人は多いと思います。スマートフォンによって異なりますが、基本的に3種類の接続方法があります。

その便利なテザリングについて、みんなが意外と知らない事実を紹介します。

3つのテザリング接続方法

出典元：https://mobareco.jp/a15930/

最初に、テザリングの3つの接続方法から紹介していきます。全ての機種がこの3つの接続方法を使えるということではありませんが、一般的には可能です。「USB」、「Wi-Fi（無線LAN）」、そして「Bluetooth」になります。

まず、「USB」についてですが、これはスマートフォンの充電ケーブルをテザリングしたい機器に接続します。そうすることでインターネットに繋がるという仕組みで、有線のインターネット接続に似ているタイプです。USB接続のいいとことは、インターネット回線が安定するということです。

続いて、「Wi-Fi（無線LAN）」。おそらくこの方法が最もポピュラーではないでしょうか。USBケーブルは必要なく無線でテザリングをすることができるので、線が絡まることなくとても快適です。ただ、もし欠点を挙げるとすると、Wi-Fi（無線LAN）接続なのでどうしてもインターネット接続が安定しないことがあります。その時は、USB接続に変えてみるといいでしょう。

3つ目は、最近よく聞く「Bluetooth」です。これは、Wi-Fi接続と似ていて無線でできます。Bluetooth接続のいいところは、テザリング元の端末のバッテリーが減りにくいということです。テザリングは、どうしてもバッテリーを多く消費するので、もし外出先で充電できないシチュエーションではとても困ります。

そんな時に、このBluetooth接続を使うと接続も安定して、バッテリーの消費も抑えることができるので重宝するでしょう。ただ、Bluetooth接続は「Bluetooth」に対応した端末でないと使えないのは、注意したいポイントです。

外出先でインターネットをよく使う人に便利

テザリングを利用する人の特徴として、家の中だけではなく外でもパソコンなどの機器で頻繁にインターネットを使うということが挙げられます。テザリングを使うことによって、モバイルWi-Fiルーターなどの別の機器を持ち運ぶ必要がなくなるので、荷物が減ります。しかも、モバイルWi-Fiルーターを契約しないので余計な費用もかかりません。

ビジネスマンのような外出先でパソコンやタブレットを使って仕事をしないといけない人にとても便利な機能です。テザリングを使うのはとても簡単で、基本的にオンオフを切り替えるだけで利用できます。

実際、筆者もこのテザリング機能は本当によく使う機能で、もしこのテザリングがなければ普段の生活がかなり不便になっていることでしょう。

ここで、疑問です。テザリングってそもそも無料なのか？

そもそも無料なの？

答えは、無料でもあり無料ではないケースもあるということです。というのも、契約内容によってオプション料金がかかる場合があるからです。あくまでも、契約しているキャリアやMVNOによって無料になったり、月額費用がかかったりします。

今まで無料と思ってテザリングを使ってきたけど、この際にしっかりとご自身の契約内容を確認した方がいいでしょう。

MVNOでは申し込みや追加料金は不要

基本的に、格安SIMであるMVNOなら、申し込みや追加料金は必要ありません。ただ、端末によっては利用ができないものがあります。ここでAndroidとiPhoneを例に挙げて説明していきます。

・大手キャリアのAndroidスマートフォンの場合

docomoの機種であれば、概ねテザリングに対応しています。auとSoftBankでは、2015年5月以降に発売した一部機種でSIMロック解除後にテザリングが可能となっているので、あなたが使っているスマートフォンが必ずしもテザリングが出来るとは限りません。使っている端末を確認してみましょう。

・大手キャリアのiPhoneの場合

docomoの機種であれば、「APN構成プロファイル」をインストールすることで利用できます。auとSoftBankは、一部機種UQ mobileを除き、テザリング非対応となっています。UQ mobileはau回線を使ったMVNOです。

このようにMVNOを使う場合は、使う機種やOSによってテザリングが使えるかどうか変わってくるので、今後MVNOに乗り換えを検討していて、かつテザリングも使う予定のある人は確認することをオススメします。

今回は、みんなが意外と知らないテザリングについて紹介しました。ぜひ、この記事を参考に快適なテザリング生活を送ってください。