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朗報！スマホのIPアドレスで個人は特定できないことが判明

スマートフォンやパソコンを使っている人なら一度は「IPアドレス」と言う言葉を聞いたことがあると思います。

世間では、IPアドレスであなたを特定できて、個人情報がバレると言うことがよく言われますが、IPアドレスでは個人情報はわからないと言う事実について紹介します。

そもそもIPアドレスとは？

インターネットを利用していると時たま耳にする「IPアドレス」という言葉。

皆さんは一体、どのくらい理解していますか？大方は言葉自体はどこかで聞いたことはあるけれども、実際どのようなものかは理解している人はとても少数だと思います。

別にIPアドレスについて理解していないからといって、インターネットが一切使えなくなると言うことではないので、その意味ではあまり必要ないからです。

IPアドレスとは、インターネット上でデータを送信するとき・受信するときにコンピュータがネット上のどこから来て、どこに届くのかを識別しています。リアルな生活でものを送ったり受け取ったりする場合、住所が必要なのと同じです。

そのネット上の住所の役割を担っているのが「IPアドレス」なのです。住所とは違い、IPアドレスは「196,99,9,99」のように数字の組み合わせになります。

インターネットに接続する際に、プロバイダなどによってコンピュータに割り当てられます。世界的に割り当てられるので、IPアドレスが重複することはありません。

重複することがないと言うことは、やはり個人が特定される…？

あと押さえておきたいのは、IPアドレスには「グローバルIP」と「プライベートIP」の2種類があります。

グローバルIPアドレスとは、パソコンやスマートフォンのようなコンピュータ一台につき一つ割り当てられたIPアドレスのことで、インターネットにアクセスする際には必ずこのグローバルIPアドレスが要ります。

プロバイダ経由でインターネットに接続するときに回線を利用開始するとプロバイダが自動的にグローバルIPを割り当てるので、把握している人は少ないでしょう。

それに対して、プライベートIPアドレスは家族や会社などの組織に割り当てられているIPアドレスのことを言います。

例を挙げると、家にルーターがあり、スマートフォンやパソコンなど計4台が接続されている場合、ルーターにグローバルIPが割り当てられており、使用している4台の端末を区別するために一つずつにプライベートIPが割り当てられています。

多くの人が懸念していることとして「IPアドレスによって個人情報はバレるのか」について、みなさんにとって気になる内容であることには間違いないでしょう。ただインターネットを利用しているだけで、どこからか自分の個人情報が漏れていたら、それはかなり怖いことです。

インターネットを使っていると毎回誰かに情報が開示されているなんて想像したらもうインターネットは使えなくなります。

結論から言います。あなたの住所や名前などの個人情報は知られることはありません。これだけでホッとした人も多くいるでしょう。

IPアドレスから個人を特定できるのはプロバイダだけであり、「警察の捜査照会書」「裁判所発行の開示命令書」「検察官からの照会書」のいずれかがない限りは、プロバイダーから個人情報が渡ることはありません。

したがって、普通にインターネットを使うだけなら個人情報が知られるということはないので心配無用です。ここで重要なのが「普通」に使う場合です。

掲示板などで書き込みやコメントをするとIPアドレスが表示されることがありますが、もしIPアドレスを知られても、どこの都道府県か利用しているプロバイダーがわかるだけで、名前や住所が特定されることはありません。

説明したように、何かネットで悪いことなどをしない限り、IPアドレスであなたの個人情報が知られることはありません。普通にネットを使って、動画を見たり、調べ物をしたり、SNSをしたり、いわゆる「普通」の使い方をしている限りは大丈夫です。

今回、IPアドレスについて書きました。今までIPアドレスによって住所や名前など個人情報が開示されるかもと心配していた人にとっては、この事実を知るだけでかなり安心してインターネットを利用できるのではないでしょうか。

個人情報が開示される心配よりも、IPアドレスによってネット犯罪を防げるメリットの方が大きいでしょう。これからインターネットをしていて自分のIPアドレスが表示されたからと焦らなくても大丈夫です。

むしろ、番号が振り分けられているので何かトラブルに巻き込まれた際に役に立つものとポジティブに捉えて、インターネットを使っていってください。

今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。