HOME > すべての記事 > ニュース > 【10分でわかる】未来のSIMカードの形「eSIM」について解説

格安スマホ・MVNOまとめ

【10分でわかる】未来のSIMカードの形「eSIM」について解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさんはeSIMという言葉を聞いたことがありますか?まだ一般的には知られていないですが、今後SIMカードの未来形となるものです。

今回は、ちょっと専門的で難しいかもしれませんが、そんなちょっと未来について書いていきます。たった10分でeSIMの基本がわかるので必見です!

eSIMとは?

「eSIM」と聞いて何を思い浮かべますか?SIMとあるので、最近流行している格安SIM関連のことかな、でもeが気になる…という感じでしょうか。eSIMは、イーシム・Embedded SIMのこと。

eSIMは、M2M向けのeSIMです。簡単に説明すると、通信キャリアを変更してもSIMカードの差し替えが必要ないSIMカードのことを言います。通常、SIMカードは契約しているキャリアのものしか利用できません。

例えば、日本国内でもキャリアが変われば新たにSIMカードが必要になります。海外旅行に行った際にもこのeSIMは大変便利で、海外通信業者のプリペイドSIMを購入しなくても、スマートフォンのメニューから料金を選択し利用できます。

海外によく行く人で多くの現地SIMカードを持っている人も少なくはないでしょう。毎回、国ごとにSIMカードを入れ替えるのは非常に面倒です。

今までのSIMとの違い


出典:https://pixabay.com/ja/sim-カード-ナノ-sim-マイクロ-sim-ミニ-sim-1645646/

現在のSIMカードはとてもコンパクトで、あの小さなチップに情報が書き込まれていてSIMカードを入れ替えるだけでキャリアを簡単に変更できるのはすごいテクノロジーです。そんな超便利なSIMカードの次世代形がこのeSIMなのです。

eSIMを理解する上で、AppleのApple SIMがいい例えになるでしょう。Apple SIMにはeSIMに似た技術を取り入れています。Apple SIMでは世界中のどの通信業者でも契約ができ、たった1枚のSIMカードをタブレットに入れておくだけで、世界中どの回線でも利用できます。

ただ、Apple SIMを使えるのは特定のiPadのみで、日本国内ではApple SIMの使い道はまだそんなに多くはありません。また、Apple SIMは世界中で利用できますが、Android系の端末では電波の関係上使えない場合もあります。

例えばもし日本国内で使えるようになれば、LINEモバイルから他のMVNOである楽天モバイルなどに乗り換えた際、インターネットの手続きだけですぐに楽天モバイルに切り替えることができるのです。

また、現在のSIMカードには3つのサイズがあります。そのため、電波やSIMカードのサイズによって使えないケースがありますが、今後eSIMが一般化すれば、このような悩みは一気に解消されるのです。

docomoから一般向けに提供

eSIMはまだ一般化しているとは言い難いですが、去年の夏にdocomoからeSIM搭載機種の「dtab Compact d-01J」が発表されています。今後、さらにeSIM対応機種が発売されることが予想されます。

一点注意したいのは、現在のところeSIMはデータ通信専用ということ。今後さらにeSIMを利用できる環境は増えてくると思いますが、まだ現在では環境が整っているとは言えないです。

eSIMのメリットを生かすのは製造業

ここまで少し専門的な話をしてきましたが、もう一度eSIMの特徴について詳しくまとめてみましょう。eSIMのメリットを最大限に得られるのは、グローバル展開が必要な製造業です。サービスを一つの国のみ展開するのであれば、今回紹介しているeSIMのようなものは必要ありませんが、国際的なマーケットを考えれば非常に便利なものです。

海外に向けてサービスを展開する場合、もし国ごとに使用可能な周波数帯域が違えば、別のSIMカードを用意する必要があります。そうなれば、とにかく費用がかかります。

eSIMに対応デバイス

最後に、eSIMに対応したオススメデバイスを日本では未発売のものを含めて紹介します。

・NUU mobileの「NUU X5」

アメリカで今年の春に発売予定のNUU X5。NUU mobileという会社が発売するAndroid系のスマートフォンです。

・Gear S2 Classic 3G with GSMA

続いて、日本では未発売の端末ですが、eSIMに対応したスマートウォッチです。Apple Watchを始め、スマートウォッチは今後注目のデバイスです。

まずは日本国内で先手を打ったdocomoのサービスに期待しましょう。docomoといえばMVNOを多く取り扱っている回線なので、MVNOを使う上で便利なものになるかもしれません。ますます目が離せなくなるeSIMの今後をしっかりと追っていきましょう。

今回は、次世代SIMカードのeSIMについて紹介しました。では、これからも快適で楽しいスマホライフを送っていきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加