格安スマホ・MVNOまとめ
auから格安SIMカードへのMNPはココに注意しよう!
- 2016.05.19 @ 1188view
- SIM基礎知識
現在、大手3キャリア以外で格安スマホや格安SIMカードを販売している第二通信事業者が増えていますが、auで使ってた電話番号を他社に転出する際は、何点かの注意が必要です。
注意事項
まず、通常、新規契約時に2年間の契約期間の制約が付いている「基本料金割引サービス」に加入していますので、この契約更新月以外に解約すると、契約解除料の9500円(税抜き)が発生します。
併せて、MNP転出手数料の2000円(税抜き)も発生します。このMNP転出手数料は、MNP予約番号を取得しただけでは発生せず、他キャリアとの契約が成立した時点で発生する仕組みになっています。
それ以外でも、auはタブレットの契約や固定回線との契約の紐付けで料金を割引しているサービスがたくさんあるので、自身の回線でそのサービスに加入していないか、確認が必要です。
プランによっては契約解除料が発生
例えば、現在auでは、タブレットとスマホをペアにしてタブレットの料金を割引するプランを展開していますが、このプランは、どちらか一方の契約を解除すると、割引条件を満たさなくなってしまうため、それに伴い契約解除料が発生するパターンがあります。
最近では、複数回線の契約を獲得する為、単回線のみの契約ではなくて、複数回線を連動させて割引を発生させるパターンが多いので、短絡的に1回線だけ解約しようとした時に、同一名義もしくは同一割引グループの回線に影響が出ないかを確認してからのほうがよいでしょう。
格安SIMカードを購入して、利用希望の場合は、まず、契約解除で発生する料金を調べて、その回線を解約することで出てくるデメリットをしっかり抑えなければ、せっかく月々のランニングコストが抑えられる格安SIMカードに変えても、解除料のほうが高くついてしまう可能性があるので、注意が必要です。
修理が大変なデメリットあり
また基本的に、各キャリアは自身のキャリア以外の格安SIMカードで利用した際に発生した移動機の動作不良については、保証対象外となっているケースが多く、修理をしたくても、契約回線がなければ、キャリアでの修理受付ができないパターンもあります。
本体に格安SIMカードを挿入して利用できなかった場合でも、基本的に端末は発売元のキャリア仕様になっているので、対応してもらえない場合が殆どでしょう。
今後、移動機上の不具合が生じた際は、キャリアではなく、メーカー相談になる可能性が高いということを考慮して格安SIMカードを購入したほうがよいでしょう。
関連記事
-
【2017年版】店舗で相談して安心して申し込みできる!MVNO一覧
- 2017.08.23
- 3021view
-
「カウントフリー」でLINEもYouTubeも見放題!提供しているMVNO一覧
- 2017.08.13
- 3094view
-
- 2017.08.07
- 2907view
-
デュアルスマホ・デュアルSIMでMVNOの弱点をカバー!通話料を節約するワザ
- 2017.08.05
- 2730view
-
- 2017.07.31
- 2295view