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格安スマホ・MVNOまとめ

格安SIMの速度制限って何?わかりやすく解説します!

格安SIMのサービスでは、毎月の利用料金を非常に安くすることができるのが大きな特徴となっています。
格安SIMのサービス会社の中では、月額利用料金が1000円以下になっているところまで存在します。

しかし、月額利用料金が1000円以下という破格の格安SIMでは、スマートフォンの利用時の通信速度制限が行われることが多くなっています。
格安SIMの速度制限では、データ通信の速度の低速化が実施をされています。

大手で通信を借りているから

なぜ、格安SIMでは速度制限が行われているかというと、通信回線を大手の通信キャリアから借りてサービスを提供していることが理由として挙げられます。

格安スマホ会社では最新の通信回線ではなく、大手では今はあまり使われなくなった旧来の通信回線を借りるようにしています。旧来の通信回線を借りることで、格安スマホ会社では従来よりも安くユーザーにサービスを提供することが可能になっています。

SIMには速度制限がある

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その反面で旧来の通信回線は、最新の4Gなどの通信回線よりも通信速度が低速化されている特徴があります。その結果として、格安スマホ会社では通信回線の速度制限を設ける必要性が生まれています。

また、旧来の通信回線では低速化によって、多くのトラフィックをこなせない面も出ています。そのため、旧来の通信回線では全体のデータ通信量を一定程度に抑えないと、回線がパンクしてしまうリスクが高まる状況が出てきます。

したがって、全体のデータ通信量をコントロールするためにも、格安SIMでは速度制限をする必要が出ています。このように格安スマホ会社では通信速度の低速化を行うことによって、安定した通信サービスを提供することが可能になっています。

制限があっても問題は無い

しかし、速度制限が掛かっている格安SIMであっても、通常のメールの送受信やインターネットサイトの閲覧を行う際には問題なく利用できることが多いです。したがって、普通にメールやインターネットを使うだけのライトユーザーであれば、格安SIMは利用料金が安い分お得となってきます。

しかし、高画質の動画を見たり、大容量のデータをダウンロードしたりする場合には、低速化になっているとストレスが溜まる状況が生まれてきます。そのため、インターネットのヘビーユーザーであれば、大手の通信キャリアの高速通信ができるサービスの方が便利になってきます。

以上から今の時代は、自分のインターネットなどの利用度に合わせて、通信会社を選べる選択肢が広がっていると言えます。