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子供が危ない!児童ポルノの被害対処法

子供からお年寄りまで幅広い年代に使われているスマートフォンですが、子供を狙った犯罪が深刻化しています。

2014年には、全国で摘発された児童ポルノ事件は約1,830件と恐ろしい数字です。今回は、子供が児童ポルノ被害にあわないための対処法を紹介します。

目次

児童ポルノ被害の種類は?

一概に「児童ポルノ被害」と言っても、いろいろな種類があります。どの被害であっても、自分の娘や息子を被害から守りたいのには変わりません。

まずは、一体、児童ポルノにはどのような種類があるのかについて書いていきます。ここでは、主要な被害についてです。

盗撮による被害

盗撮による性的な被害は、児童だけではなく痴漢被害でもあることです。スマートフォンがどんどん普及していくこの時代では、簡単にスマートフォンのカメラを使い撮影することが可能です。

しかも、シャッター音を消すことができるアプリも出回っているため、それらを悪用する人がいるのも現実です。

それにより、盗撮による被害は増えてきています。プールの脱衣所などの公共の場所で撮影されたものがインターネット上で売買されたり、みんなに公開されるという悲惨なことが起きています。

特に注意したいのが、自分では全く気付かない内に、勝手に撮影され、インターネット上に公開されているので、本人が気づかないうちに児童ポルノ被害にあっているというケースも珍しくはありません。

とても恐ろしいことです。

自撮りによる被害

実は、児童ポルノの被害で最も多いのがこの自撮りによるものなのです。最近では、スマートフォンを使い自撮り、いわゆる「セルフィー」をする人が増えています。子供たちが、自分で自分の裸の写真を撮影し、誰かに送ってしまうというケースです。

知らない人に自分の裸を送ることはないと思います。ただ、例えば、好きな相手に、「オンラインゲームのポイントをあげるから」、「モデルになれる」などといった巧妙な手口に引っかかるケースがあります。

相手の姿はオンライン上ではわかりません。いくら相手が女性だからと名乗っても、実はそれも子供に自撮りを遅らせる手口なのかもしれません。細心の注意が必要です。

まずは、自分の裸の写真を撮らないこと、そして他人に送らないことが一番大切になってきます。

リベンジポルノによる被害

最近よく耳のするこの言葉、「リベンジポルノ」、一体どのようなものか知っていますか?テレビや映画で聞いたことのある人は多いかもしれません。

多いのは、元交際相手を恨んで、付き合っていた時に撮影した写真をネット上などの公開するといったものです。要するに、リベンジです。

最近では、中高生が被害となるケースが増えてきているようです。むやみに自分の裸の写真を、いくらお付き合いをしている相手だからといっても送らないことです。

当時は関係が良好なのでいいかもしれませんが、このような被害にあるかもしれない可能性はゼロではありません。

撮影して相手に送ってしまえば、もう写真は相手のスマートフォンの中になります。やはり信頼できる相手でも、送らないことが一番の対処法になります。

被害を防ぐには?

このようなひどい被害に遭わないためには、どうすればいいのでしょうか?解決方法はあるのでしょうか?

最も大切なことは、子供にインターネットやアプリを使う上での危険性をしっかりと教えることです。子供はただ楽しいからとスマートフォンを使いますが、実際の危険性については知っている子供は多くありません。

メリットもあるけれども、当然危険リスクも存在するということをスマートフォンを持たせる前に教えることです。

子供がインターネットを使う上で、最低限絶対に気をつけなければいけないマナーを3つ紹介します。

・裸や下着の写真は絶対に撮らない、送らない

・友人ではないネットを通して知り合った人とは、なるべく会わない

・個人情報を開示しない

子供が知らない人と二人きりで会うこと自体危険ですが、それがインターネットを通してなら顔や年齢、相手のことが何もわからないので、さらに危険性が高まります。

写真がネットに出回ってしまったら?

いくら被害対策をしていても、写真がネットに出回ってしまうことは考えられます。こうなれば、自分や家族の力では解決することは難しくなるので、警察や弁護士に相談することをお勧めします。

子供が被害者になった場合には、「児童買春・児童ポルノ禁止法違反」、「わいせつ物頒布罪」、「名誉毀損罪」、「侮辱罪」などが成立する可能性があるので、悩まずに警察に相談しましょう。

被害にあってから対策をするよりは、やはり事前に親がしっかりと子供にスマートフォンを使う上でのマナーや規則を設けることが大切になってきます。大切な子供の被害を守ってあげてください。