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Android Payが開始!その機能やサービスは?

去年には、Appleの「Apple Pay」が日本でもようやく開始されました。その他にも、日本国内ではおサイフケータイは人気があります。

そんな中、先月13日にGoogleがアンドロイド端末向けデジタルウォレット「Android Pay」を日本国内で利用できるようになったことを発表しました。

目次

Android Payとは?

去年、Android Pay、Apple Pay、Samsung Payなどの非接触モバイル決済サービスが続々と開始されました。その中でも、今回はAndroid Payについて紹介していきます。

まず、Android PayとはGoogleのモバイル決済サービスです。Visa、MasterCard、American Express、Discoverのクレジットカード4社が対応しており、これからも拡大予定です。日本であるおサイフケイータイトとは通信方式が異なり、NFCという国際近距離無線通信規格を採用しています。

最近、日本でもサービスを開始したAppleのApple Payとそこまで大きな違いがないのがこのAndroid Payです。

対応する機能は3つ

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日本向けのAndroid Payでは、「電子マネー」「ギフトカード」「ポイントカード」の3機能が使用することができます。便利な機能が、利用できる店舗に近づくとプッシュで通知をしてくれるものです。

楽天ポイントカードが対応している

対応しているポイントカードの一つに、私たちが普段よく使う「楽天ポイントカード」があります。「ポイントプログラムを追加」で自分のポイントカードプログラム名を検索してみましょう。

検索結果に出てきたら、それをタップしバーコードを読み込みます。そすればAndroid Payでも楽天ポイントカードが使用することができます。

いちいちお財布からポイントカードを出さなくても、スマートフォン一台でクレジットカードやポイントカードを使えるのはとても便利です。

たくさんカードがあれば、それだけ紛失してしまうリスクも高くなりますが、スマートフォンだけであればどこに置いたか一目瞭然です。

使い方は?

Android Payは、オンラインでもオフラインでも使用が可能です。使い方は、オンラインの場合であれば、Android Pay対応オンラインショップでは決済する時に、「Buy with Android Pay」と表示されるので、それをタップするだけです。

サービススタート時に1,000サイト以上が対応していて、これからもどんどん対応サイトは増える見込みです。

オフラインでは、Android Payを読み取る機械にAndroid端末をかざすと支払いに進みます。こちらは70万ものお店が対応をしており、対応店舗は増えていくことが予想されます。

Android Payは、ポイントカードとしても使用することができるのも特徴です。

電池が切れても使えるのか

NFCを使う上で一つ疑問に思うことがあると思います。それが、スマートフォンの電源が切れてもNFCは使えるのか?です。

いくら便利とはいっても、電源が切れたら使えなくなるなら、電池が長時間持たないスマートフォンの弱点をそもまま弱点にしている感じがします。

結論を言うと、電池が切れたら使えないのです。なるべく電池は切らさないように普段の仕様から気をつけたいものです。

Android PayとApple Payの違い

Android PayとApple Payは似ているサービスと述べましたが、違う点ももちろんあります。それが、「カード情報が端末内部に保管されない」ことです。

Android PayとApple Payやおサイフケータイでは、カード情報は支払い時に暗号化されるのが一般的です。

そのカード情報は、ハードウェア的に保護されていて専用の暗号キーがなければ情報を閲覧することはできないような形で端末に保管されます。

しかし、Android Payではカード情報をGoogleのクラウドサーバーに保管し、決済時になるとNFC経由で情報のやり取りをします。

たとえ端末にデータがなくても、オフライン決済は問題ありません。というのも、クラウドサーバから送られたデータは端末上に一時的に保管されるので、有効期限内であればオフライン時でも使用可能なのです。データの有効期限は、オンラインになると再更新されます。

これから東京オリンピックもあるので、世界各国から人がやってきます。オリンピックに伴いAndroid Payは日本国内でさらに普及していくでしょう。

それよりも2020年までに、おサイフケータイやNFCはより私たちユーザーにとって一般化していくことが予想されます。コードレスからカードレスト、これからの時代は「もの」が必要なくなってきます。