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イギリスで「運転中にスマホが使用できなくなる」!?電波を遮断する計画が実行中

ついつい便利なスマートフォンを、運転中に操作してしまった経験のある人は多いのではないでしょうか?

しかし、それは危険行為です。そんな運転中にスマートフォンを使えないようにするため、イギリスで電波を遮断する計画が進んでいると言われています。非常におもしろい発想です。

目次

イギリスで、携帯電話の電波をブロックするシステムが導入される!?

イギリス運輸省は、交通事故と規則違反者の撲滅を目指して、運転中にスマートフォンの電波を遮断する技術の導入を検討中のようです。もし、このシステムが実際に導入されると、運転手が車に乗るとスマートフォンのインターネットにアクセスができなくなり、電話回線も使えなくなります。

そうすることで、運転中にスマートフォンを使うことをなくし事故を減らしていこうという試みなのです。これは、とてもいい考えだと思います。なぜなら、いくら運転中のスマートフォン操作はダメだと思っていても、「つい」、「一瞬だけ」と一瞬の気の緩みが事故を引き起こしてしまい、ダメだとわかっていても人間である以上自分で制御するのは簡単ではないからです。

当然、自分でコントロールしなければいけないことなのですが。

イギリス運輸省は、2017年にネットワークプロパイダーと携帯電話メーカーと会議を実行して、このテクノロジーについて検討していくようです。

このテクノロジーが導入されるのは、案外近い未来かもしれません。

運転中のスマホ操作を軽視している人が多い

運転中のスマホ操作は危ないです。これは、誰もがわかっていることですが、実際スマホを操作したことのあるドライバーは多いと思います。一瞬だけ画面をチェックするから、渋滞だからスマホを見ても問題ない、電話は運転しながらでもできる、など、一見たいして大きな問題ではないように聞こえるこの理由ですが、いずれも事故を起こしてしまってからではもう手遅れなのです。

実際、日本でも運転中のスマートフォン操作は、停止状態を除き違法になります。当然ながら、運転中の通話は罰金の対象になる可能性があります。

「自分は運転の経験が長いから大丈夫」など過信するのも、事故の原因になります。

別に、運転中にスマートフォンをチェックしなくても問題ありませんよね?どこかについてから、または休憩中にチェックすればいいのではないのでしょうか?

イギリスで罰則が強化された

このテクノロジー導入の前に、イギリスでは運転中の携帯電話の使用に関する罰則を強化したようです。運転中に携帯電話を使用したドライバーには、違反点数6ポイントと罰金を従来の二倍である200ポンド(約29,000円)に設定しました。

この罰則強化でも、かなりの効果が期待されそうです。

日本では、このようなスマートフォンの使用に関する罰則強化は今の所ないようですが、今後事故が増えたり、スマホ操作をするドライバーが増えれば、罰則強化に踏み出す可能性も十分に考えられます。

最近では、運転中の通話のためにBluetoothイヤホンを使い電話をするなど、アクセサリーも発売されてきていますが、一番は何よりも「運転中にスマホを使用しないこと」これが大前提になります。

日本で、信号待ち中にスマホ操作で違反になったケースも

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上記で少し、日本の運転中のスマートフォン使用についてお話をしました。基本的に、「停止状態」であれば問題はないとのことですが、実ははっきりしていないのが現状のようです。

というのも、取り締まる警官側も全ての道路交通法を熟知しているわけではありません。したがって、赤信号で停止中のスマホ操作に対して、違反を切ってくるケースもあるようです。このケースでは、エンジンがかかっている状態なので、赤信号で停止していても、「走行中」とみなされたと予測されます。

このように、道路交通法はありますが、それが全てのケースに完璧に適応されるかといえば、100パーセントではありません。状況状況によって、警官も判断するでしょうし、納得のいかない結果になる可能性さえあります。

どのケースでも、運転をしている時にはスマートフォンを使わないことが重要です。スマホ操作をしても、危険なだけで何もいいことはありません。自分だけが事故にあうだけではなく、周りの関係のない人までも巻き込んでしまう可能性もあるので、十分に頭に入れておきましょう。

今回は、イギリスで運転中のスマホ操作を禁止する面白いテクノロジーについて紹介しました。今後、イギリスをはじめ、世界中にこのテクノロジーが使用される日もそう遠くはないかもしれません。