格安スマホ・MVNOまとめ

今流行りのグローバルSIM！一体どのような仕組みなっているの？

旅行や留学などで海外に行った際に、グローバルSIMカードというものを契約して現地で使ったという経験のある人はいるでしょう。最近人気のあるサービスです。

今回は、その大人気グローバルSIMカードの仕組みについて書いていきます。

グローバルSIMで世界中どこからでも通話ができる

グローバルSIMは、世界中どこからでも格安に通話ができる優れものです。通話だけじゃなくインターネットをできるものが多いので、いまの時代とても便利なSIMカードです。

通話とインターネットが可能と述べましたが、中にはLINEなどのメッセージのみ可能というグローバルSIMもあるので、購入する際には何が使えて何が使えないかを確認する必要があります。

ちなみにチャットのみ対応しているグローバルSIMカードは「ChatSIM」と呼ばれるイタリアのMVNO会社のものです。追加で料金を支払えば通話やインターネットは可能ですが、通常のSIMカードでは基本的に決まったアプリのメッセージ機能のみが使える仕組みなっています。

毎年、一回か二回くらい海外旅行に行くという人はグローバルSIMを使ったほうがいいのでしょうか？

正直、一年に数回程度の海外渡航ならグローバルSIMを購入する必要はなく、現地のホテルや空港などでWiFiのみを利用したほうが無料で済むのでオススメです。

グローバルSIMカードが必要なのは、一回の渡航（旅行でも）が長くなる場合や、留学、仕事などで長期滞在するケースです。

長期滞在すると、なかなかWiFiだけで生活するのは不便になってくるので、どこにいてもインターネットにつながるグローバルSIMカードが便利になります。

目安として、留学や仕事で海外に行く人はもちろん、一回の渡航が1ヶ月などに及ぶ場合はグローバルSIMカードを持っていたほうがいいでしょう。

グローバルSIMカードは基本的に日本国内で購入して、現地に持っていきます。そして現地で使用するというパターンが最も多いように感じます。

当然、現地の空港で購入して、そのまま使うというケースもありますが、今回は日本国内で購入して持って行くケースで考えていきます。

グローバルSIMカードを日本国内で購入・契約をしますが、訪れる国のキャリアの電波を利用することになります。「え？日本の会社のSIMカードじゃないの？」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、外国にいて日本のdocomoやSoftBankなどの電波は届きません。

そこで、現地のキャリアの電波を掴み通信を行うのです。現地の電波を使うと言っても、グローバルSIMカードなので使っているキャリアのプランを利用するということではありません。あくまでも、日本国内で契約した内容が使えて、料金も契約した分だけしかかかりません。

国によってどのキャリアの電波を掴むかは異なりますが、わざわざ自分で選択する必要は全くありません。スマートフォンの電波を自動でキャッチする設定にしておけば、適したキャリアを自動的に選んでくれるからです。

電波を無事掴めば、あとは通信をするだけです。グローバルSIMカードの仕組みはこのようになっています。

最後に、一番大切なことについて書いていきます。グローバルSIMカードを使うには、キャリアのロックがかかったSIMロックスマートフォンではなく、SIMフリー端末が必要になります、。これが一番重要な条件です。

案外、このことを知らないでグローバルSIMカードを購入しようとする人がいるので、もう一度手持ちのスマートフォンがSIMフリー端末か確認してみましょう。

今回、グローバルSIMカードの仕組みについて紹介しました。