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ネットワーク利用制限って?今更聞けない、でも買ったら後悔する

ネットワーク利用制限というものを知っていますか?普段、あまり聞かない言葉なので知らない人は多いでしょう。

しかし、ネットワーク利用制限がかかった中古スマートフォンを購入した場合、とんでもない後悔をする恐れがあります。

目次

ネットワーク利用制限とは?

スマートフォンにはたくさんの用語が存在します。全て知っている人はかなり少数で、あまり知らないで普段スマートフォンを利用している人が大半だと思います。

全て知っておく必要は全くありませんが、利用するのに障害になるような重要ワードは知っておく必要があります。少なくとも、内容を理解はしておきたいものです。

今回は、ネットワーク利用制限について紹介します。これは、スマートフォンに割り当てられた固有IDを製造キャリアのシステムに登録することで、その端末の利用を制限する機能のことを言います。

なんだか難しく聞こえますが、要するに端末がネットワーク利用制限されてしまうと、一定の条件に当てはまる場合、通信や通話ができなくなるということです。スマートフォンとしての機能が使えないということです。

この「ネットワーク利用制限」は、日本国内でdocomo、SoftBank、auそれぞれこの機能を採用しています。

では、何のためにネットワーク利用制限が導入されたのでしょうか?最も大きな理由は、携帯電話の不正利用を防ぐため、また犯罪防止です。最近に限らず携帯電話を利用した犯罪は多く起こっているのが現状で、被害者をできるのなら救いたいと国は考えています。

そんな被害防止のために、この機能が取り入れられました。携帯電話・スマートフォンの端末の固有IDを使い制限するので、たとえSIMカードを入れ替えたとしても作動しません。

どのような人に利用制限がかかるのか

では、一体何をしたら、どのような人にネットワーク制限が適用されてしまうのでしょうか?

例として、何か不審なことに気づいた被害者から報告があった場合や端末契約時に本人書類が偽物と確認された場合、分割払いの支払いが延滞している場合などが主な例です。

クレジットカードを止められるケースと似ている部分があります。ネットワーク利用制限はブラックリストのようなものなので、料金の延滞や偽造購入など、犯罪になるようなことはしないことです。

ネットワーク利用制限になっているか確かめる方法

自分の使っている端末が利用制限にかかっているか確認する方法があります。携帯電話会社のホームページから確かめることが可能で、端末にある「IMEI」を入力すると、ネットワーク利用状況がチェックできます。

どのキャリアも、ネットワーク利用制限がかかっている場合には×、問題ない端末には○、今後利用制限される可能性のあるものには△が表示されるようになっています。

一回×になってしまった端末は、ネットワーク利用制限解除ができないですが、△であれば元の所有者の状況によっては×に変更されるケースもあります。

あなたが使っている端末は利用制限はかかっていないと思いますが、ここで注意したいのが「中古品」です。

中古品購入する際は確認を忘れずに

最近では、スマートフォンをインターネットや中古店舗などで格安に販売されています。もともと高価なスマートフォンなので、少しでも安く購入するために中古品がとても人気です。

バッテリーの状態や傷など、チェックしたいポイントはたくさんありますが、今回書いている「ネットワーク利用制限」については必ず購入前に確認しましょう。

もし、ネットワーク利用制限のかかった中古スマートフォンを購入してしまえば、使うことができなくかなり勿体無い買い物になってしまいます。

特に、インターネット上で個人で取引をする場合には売り手に必ずIMEI番号を聞いて、自分で確かめる必要があります。もし、売り手がIMEIを教えるのを拒んだり、躊躇した場合は念のため購入はやめたほうが無難です。

中古販売店舗であれば、しっかりとネットワーク利用制限について記載しているか、店員さんに聞けば教えてくれると思います。

今回は、あまり馴染みのないネットワーク利用制限について紹介しました。これからスマートフォンの中古市場もかなり活性化していくことが予想されるので、今のうちに覚えておきましょう。

中古スマートフォンといっても数百円ではないので、買ってから後悔するのは目に見えています。

一度、ネットワーク利用制限の確認方法を学ぶために、自分の持っているスマートフォンのIMEI番号を入力して確かめてみるといいかもしれません。もし入力方法がわからない場合は、各契約しているキャリアに問い合わせてみましょう。

では、今後も快適なスマホライフを送って行きましょう。